献血バスのキャンセル相次ぎ、血液不足懸念 岐阜
松永佳伸
新型コロナウイルスの感染拡大が、献血にも影響を及ぼしている。4月に入って、県内でも外出自粛や献血バスの派遣を控える事業所などが相次ぎ、会場変更も増えた。県赤十字血液センター(岐阜市)は、大型連休後にも血液不足が懸念されるとして、感染防止対策を徹底し、献血への協力を呼びかけている。
同センターなどによると、全国で1日平均で3千人が輸血を受けており、献血協力者は1万3千人が必要とされている。
県内では、岐阜市内に2カ所ある献血センターと献血バス4台で献血を受け付けている。輸血の大半を占める400ミリリットル献血は、献血センター2割に対し、献血バスが8割を占める。
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