ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑(たすく)・京都大特別教授が朝日新聞などの取材に応じ、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためには、「PCR検査を早急に1日1万件以上やらないといけない。テントでもドライブスルーでもどんどんやるべきだ」と指摘した。
本庶さんは「3月半ばから、このままでは米国のようになりかねないと思った」と危惧し、研究室のウェブサイト(http://www2.mfour.med.kyoto-u.ac.jp/)でも提言をしている。検査数を増やすことで、「実際の感染者数が分かり、今は2%程度の致死率は1%以下に下がるだろう。致死率を抑えられたら安心感が広がり、出口が見えてくる」と説明する。
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