稼働4分の1のタクシー 「砂漠でオアシス探す」危機感

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竹山栄太郎
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東海地方のタクシー会社が稼働台数を相次いで減らしている。外出自粛や歓送迎会の中止などで需要が低迷しているためで、経営者らは「リーマン・ショック以上のダメージ」と頭を抱える。

 名古屋市を中心に営業するつばめグループは16日から1カ月間の予定で、稼働台数を平日昼は全体の半分、平日夜と休日は4分の1に抑えている。グループの中心企業、つばめ自動車(名古屋市)の天野清美社長は「危機的な状況を乗り越えるため、痛みを分かちあうしかない」と話す。

 名鉄タクシーホールディングス(名古屋市)も15日から当面、市内の夜間の稼働台数を通常の半分ほどに抑える。「夜間を中心に売り上げが激減している」(担当者)。西三河地方で運行する名鉄東部交通(愛知県豊田市)も16日から通常の半分弱に減らした。

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 岐阜市を中心に運行する日本…

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