東京)せたがやこどもフードパントリー 食材配布始める

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冨田悦央
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 新型コロナウイルスの影響で活動を休止している子ども食堂の食材などを、子どもがいる家庭向けに提供する取り組みが世田谷区で始まった。コロナ問題で収入が減るなどして、食費や食材の確保が難しくなった家庭をサポートしようと企画した。

 同区で子育て支援活動をする「北沢おせっかいクラブ」「せたがや子育てネット」が中心になり、任意団体「せたがやこどもフードパントリー」を立ち上げた。パントリーは台所などの隣につくられた食品などを貯蔵するスペースの意味。希望の日時や場所を選んでもらい、利用者に取りにきてもらう仕組みだ。

 同パントリーとして初めて4月14日、同区北沢2丁目の「コムカフェ音倉(おとくら)」前で弁当や果物などを、希望した約10家庭に配った。弁当は政府の緊急事態宣言後の都の休業要請を受けて休業中のコムカフェ音倉の従業員がボランティアでつくった。2人の中学生の母(36)は「助かります。食費を他の生活必需品の購入に充てられる」と話した。

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 24日までの間、同区内5カ…

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