コロナで勤務減の「富士そば」バイト、団交で補償得る

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志村亮
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働くってなんですか

 首都圏を中心に展開するチェーン「名代 富士そば」で働くアルバイトの従業員と「飲食店ユニオン」の関係者が、17日都内で会見した。営業時間の短縮などで減った分の給与について、補償を受けられるようになったという。

 従業員の岸本優さん(52)によると、ITエンジニアの前職を経て、今年1月から千葉県内の店で週40時間ほど働き始めた。月17万~18万円の給与を得ていたという。

 新型コロナウイルスの感染拡大による営業自粛で、収入が減る人が増えています。労働組合に入り会社側と交渉することで、一定の成果を得られる事例も出てきました。企業向け助成金制度が緩和され、短時間勤務のアルバイトらが対象になったことも、交渉を後押ししているようです。

 岸本さんはいまは週24時間ほどしか働けず、給与は月10万円ほどに減った。「富士そば」は24時間営業の店が多いが、現在は基本的に午前7時から午後8時までに短縮されている。

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 会社側からさらなるシフト減…

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