米国の感染者、医療従事者が11%占める州も CDC

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ワシントン=香取啓介
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 米国で新型コロナウイルスの感染が確認された医療従事者が9200人以上に上ることが、米疾病対策センター(CDC)のまとめで分かった。データが不十分なため、実際はさらに多いとしている。一部の州では感染者の11%を占めるというデータもあり、医療現場への負担が深刻になっている。

 CDCが2月12日~4月9日に全米各州から決まった様式で報告された31万件あまりの感染者データを元に調べた。そのうち、少なくとも9282人が医療従事者だった。9割は入院をしていないが、184人が集中治療を受け、27人が亡くなった。うち10人が65歳以上だった。

 感染が見つかった医療者のうち、55%が発症前14日間に医療現場で感染者と接触していた。家庭内での感染者との接触(27%)、地域での接触(13%)と続く。ただ、データが不十分なため、実際は医療者の感染はより多いとしている。

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 米国では感染が拡大するとと…

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