警察学校の学生巡査が感染 経路不明、約1千人自習に
警視庁は15日、警察学校(東京都府中市)に入校中の学生の女性巡査(20)が新型コロナウイルスに感染した、と発表した。すべての授業を中止し、残る学生全1119人に学校の寮で自室待機させ、自習させている。自宅待機とした教官ら4人を含め、いずれも症状は確認されていないとしている。状況を見ながら今後のカリキュラムについて検討を進めるという。
警視庁によると、巡査は1日に入校し、学校の寮で生活しながら授業を受けていた。11日から味覚と臭覚に異常を感じるようになり、12日に症状が悪化。PCR検査で14日に陽性と判明した。この間、4日午後に散髪のため東京都武蔵野市に外出していた。感染経路は不明という。
警視庁はまた、鉄道警察隊上野分駐所の男性警部(57)と中野署地域課の女性巡査長(28)の感染も発表した。いずれもすでに感染が判明している人物と接触していた。
ここから続き
警部は同居の子どもの感染が…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
新型コロナウイルス最新情報
最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]