女性研究者育成へ新制度 名工大「スタートアップ助教」

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佐藤剛志
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教育ひろば

 名古屋工業大は今春、女性研究者を育成する新たな制度を創設した。大学院の修士(博士前期)課程修了見込みの女性らを任期5年の「スタートアップ助教」に採用し、在職のまま大学院で博士号取得をめざしてもらう。

 優秀な学生が修士課程修了後に就職してしまうことが少なくないため、博士号取得の前後で経済的な心配なく研究に打ち込める環境を整えるのが狙いだ。

 年俸制の給与(約400万円)に加えて毎年35万円の研究費を支給し、個人研究室も提供する。対象は名工大の学生に限定せず、早ければ今年中にも国内外から公募する。

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