台湾が昨年末、WHOに警告「武漢の肺炎で隔離治療」

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台北=西本秀
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 新型コロナウイルスの感染拡大に関連して、台湾当局は11日、世界保健機関(WHO)に対し昨年12月末、「中国・武漢で特殊な肺炎が発生し、患者が隔離治療を受けている」との情報を伝え、警戒を呼びかけていたと明らかにした。

 記者会見を開いた陳時中・衛生福利部長(大臣)によると、台湾側は昨年末から武漢の現地報道などを注視しており、12月31日にWHOに伝え、入境時の検疫も強化した。陳氏は「隔離治療は、ヒトからヒトへの感染の可能性があることを意味する」と指摘し、WHOが台湾の情報を生かしていれば、感染拡大に早く対処できたと主張した。

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 中国側の専門家である鍾南山…

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