千葉)新型コロナ、県「移行期に」 医療崩壊防止へ
古賀大己 上田雅文 平井茂雄
新型コロナウイルスの感染者が急増しているため、千葉県は10日、県内全域が蔓延(まんえん)に向けた「移行期に入った」という認識を示した。今後、患者が増えて病床が足りなくなる「医療崩壊」を防ぐため、軽症者や無症状者を治療するホテルを確保しようと、事業者と詰めの調整に入った。
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県内の9日時点の感染者数は集団感染を起こした東庄町の障害者福祉施設「北総育成園」関係の県内の感染者117人を除き、242人。2日時点は114人で、1週間で112・3%増となり、倍増した。
さかのぼると、感染者数は3月19日が45人。1週間後の26日は67人で48・9%増えた。さらに1週間後の4月2日は70・1%増で、加速度的に増えている。
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