外出自粛でもスーパーは多忙 業界団体が異例の呼びかけ

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細見るい 志村亮
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働くってなんですか

 約300社が加盟する業界団体「全国スーパーマーケット協会」は、コロナショックを受けて積極的に情報発信している。4月10日には公式ツイッターで消費者に次のように訴えた。

 「(お客様へ)週末はスーパーの混雑が予想されます。『不要不急』には当たらないとされていますが、家族総出で行く『要』や『急』は、あるでしょうか。スーパーは遊び場、レジャーランドではありません。さらなる規制強化を避けるためにも、今は入店人数を抑えるよう、ご協力ください」

 従業員の負担を和らげるためにも、①必要な分だけ購入する②来店時間をずらす③来店人数を減らす④不要な問い合わせを避ける、といったことも呼びかけている。

 新型コロナウイルス感染拡大で幅広い業種が休業し、外出を自粛する人が増えています。そんな中で大切なのがライフラインの維持。全国のスーパーマーケットの多くが食料品や生活品を届けるために営業しています。業界団体はいま「スーパーで働こう」と異例の呼びかけをしています。臨時休校の長期化で休まざるを得ない従業員もいて、人手不足が深刻になっているからです。

 協会がいま力を入れているのが人材の確保だ。4月6日から公式ツイッターの冒頭に「『#スーパーで働こう』タグをつけて、採用情報や、スーパーの魅力を伝える文やイラスト、動画などを投稿してくださると嬉(うれ)しいです」とツイートを固定し、アピールしている。

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 こうした呼びかけに応じて…

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