売り手市場の求職事情、コロナで一変 「希望を失った」

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佐藤瑞季
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 新型コロナウイルスの感染拡大で、「売り手市場」だった千葉県内の求人事情に陰りが見え始めた。不安定雇用にさらされてきたロスジェネ世代や高齢者には、すでにしわ寄せが及ぶ。

 千葉市のハローワーク千葉。緊急事態宣言から一夜明けた8日、同市の40代女性は、人生初となる失業保険の給付金を受け取りに来た。1日に県内の2社に履歴書を送ったばかりで返事待ちだ。

 「リーマン・ショック東日本大震災よりも、今が苦しい」と話す。中学卒業後、派遣社員やアルバイトなど非正規の職場を転々とした。昨年12月、3年勤めた県内の派遣先で職場の人間関係に疲れ、契約を更新しなかった。

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 今年1月から新たな派遣先で…

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