ドーピング「疑惑」でも代表外 ロシア陸連、改革へ本腰
モスクワ=石橋亮介 ロンドン=遠田寛生
5年近くも止まっていた時計の針が、ついに動くかもしれない。
国ぐるみのドーピング問題で、2015年11月から資格停止処分を受けているロシア陸連が、組織改革へ大なたを振るった。今月2日に代表選手団の選考基準を改定し、15年11月18日以降にドーピング違反の認定や、疑いがある選手は除外する方針を決めた。長年ドーピング騒動で負っているイメージを一掃し、地位回復が狙いとみられる。
今後、国際大会やロシアスポーツ省の大会で代表入りするには、15年11月18日の基準日を境に「潔白」が必要となる。スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定がまだでも、世界陸連などから調査が入った場合は、選考から外れるという。
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練習環境にも条件がつく。基…
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