奈良)県立学校で在宅教育を検討 9日正式決定

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渡辺元史
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 政府が緊急事態宣言を出したことなどを受け、奈良県教委は、高校や特別支援学校などの県立学校で、13日から5月1日まで、登校せずに在宅教育に切り替える方針を固めたことがわかった。再度休校すると学習の遅れが出るおそれがあるためで、9日に開く臨時の教育委員会会議で決定する。

 県教委関係者によると、在宅教育への切り替えは、荒井正吾知事が県教委に要請した。春休み前に休校していた県立高校は今月から部活動などを再開、8日に始業予定だった。ただ、県内で感染者が増加するなどし、各学校には保護者から学校再開について不安の声が寄せられていたという。

 在宅教育には、教材のやり取りにスマートフォンやパソコンなどを活用。各教科であらかじめ定めた学習進度の目標を達成できるよう、生徒が各家庭で取り組む。疑問などはスマホなどで教員に問い合わせる仕組みを作るという。自宅にインターネット環境がない生徒については、個別に登校してもらい、対応する。

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 また、学級ごとに週1度程度…

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