山梨)約1900ヘクタールで野焼き

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河合博司
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 富士北麓(ほくろく)の山梨県富士吉田市、忍野村、山中湖村にまたがる陸上自衛隊の北富士演習場で5日、地元住民の「入会地」約1900ヘクタールの枯れ草を燃やす「野焼き」があった。

 ワラビなどの林産物を収穫する権利を持つ富士吉田市外二ケ村恩賜(おんし)県有財産保護組合(吉田恩組)と旧11ケ村入会組合が、「入会権」の伝統を守る行事のひとつ。毎春、山菜を育成し、収穫しやすいよう、草木の芽吹き前にススキなどの枯れ草を焼いている。

 いつもは組合員約4千人が総出で参加するが、今春は新型コロナウイルスの感染予防で参加者を約700人に絞った。

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 昨春は悪天で中止されたため…

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