三重)香肌峡「魅力知って」地元商工会、知名度向上に熱
中川史
三重県松阪市の奥座敷、香肌(かはだ)峡の魅力を知って、と地元の商工会が熱を入れている。「香肌ブランド」をうたう新商品の開発や、自然の中でアウトドアを楽しむためのガイドマップ作成と、全国発信に躍起だ。
櫛田川の上・中流域の飯南、飯高地域に位置する香肌峡。地場産の茶、シイタケ、アユなどが上質で香り高いのが地名の由来とされる。「松阪香肌商工会」は県立自然公園に指定されている渓谷の知名度向上をめざし、2018年に松阪西部商工会から改名した。
特産品づくりに取り組む商品開発部会は2月下旬、市飯南地域振興局で新商品のお披露目をした。「こんにゃく香肌麺」は地元産の玄米を練り込んだ極細こんにゃく麺。水洗いし塩水に数分つける程度でパスタや焼きそばなどに使える。
低カロリーが「売り」で炭水…
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