和歌山)ジャバラ販売新会社 営業判断より素早く 北山
直井政夫
和歌山県北山村は特産の柑橘(かんきつ)「ジャバラ」を販売する村全額出資の株式会社「じゃばらいず北山」を設立し、4月から事業を始めた。これまで、ジャバラ販売は村直営だったが、民営化して、より素早く、事業を展開できるという。
同社は資本金3千万円で昨年10月に設立された。村職員だった池上輝幸さん(48)が社長に就いた。従業員は4人増えて18人。
同社によると、ジャバラのジュースや皮の粉末などの商品売り上げは順調という。紀伊半島大水害の翌年の2012年度は1・4億円に落ち込んだが、その後は復活し、17年度2・7億円、18年度3・4億円、19年度は4・7億円と順調に伸ばした。
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一方で、売り上げの伸びに合…
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