「コロナを甘く見ている」5都府県、医療崩壊の危機直面

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月舘彩子 後藤一也
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 新型コロナウイルスの感染者の増加が止まらない。国内でも患者が急増する地域では、このままだと救える命も救えなくなる、と対応が迫られている。政府の専門家会議はとりわけ東京や大阪など5都府県の状況が深刻と指摘する。

 「オーバーシュート(爆発的な患者増加)が起こる前に医療崩壊が起こる」。専門家会議(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は提言を公表し、何度も会見でそう強調した。

 「医療体制が切迫し、今日あすにも抜本的な対策が必要」とされた東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫の5都府県は人口が多く、感染者が増えている。特に東京は3月19日に7人、23日16人、27日40人、31日78人と新規感染者が4日ごとにほぼ倍増している。

 医療崩壊を防ぐには、病院に…

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