米携帯電話3位のTモバイルUSと、ソフトバンクグループ(SBG)傘下で同4位のスプリントとの合併手続きが1日終了した。新会社名は「TモバイルUS」を引き継ぐ。米携帯業界は首位ベライゾン・コミュニケーションズと、2位のAT&Tを含めた「三つどもえ」の構図となる。
1日にTモバイルが発表した。合併完了に伴い、SBGの新会社への出資比率は約24%に低下し、連結対象から外れた。顧客獲得競争で後れを取ったスプリントは巨額の負債を抱えていたため、合併によりSBGの財務負担は軽くなる。
合併の大きな狙いは、次世代通信技術「5G」の整備を加速させることだ。新会社は「6年以内に全米の人口の99%に5Gを届ける」としている。
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