愛知)人材確保へ 高校新卒3人が「木こり」へ修業開始

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小山裕一
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 豊田森林組合(愛知県豊田市)が今年度、18歳の高校の新卒者3人を林業作業士(木こり)として採用した。若返りを図り、次世代に技術や知識を伝えるのが目的で、今後も毎年3人ずつ雇うという。1日に辞令交付式があり、3人は社会人として歩み始めた。

 2005年に発足した組合に高校新卒で林業作業士が入ったのは初めてだ。式では鈴木誠美(まさみ)組合長が「よろしくお願いします」と声をかけながら、作業服姿の3人に辞令を渡した。

 猿投農林高卒の奥谷仁人(ひろと)さんは「リーダー的な存在になりたい」。田口高卒の加藤豪さんは「知識を増やして組合に貢献したい」。安城農林高卒の阪野大志さんは「心を入れ替え、頑張っていきたい」と、それぞれ意気込みを語った。

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 同組合は、市町村の平成の大…

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