東京都立大、静かに復活 職員ポツリ「新しくなったね」

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佐藤純
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 首都大学東京が1日から「東京都立大学」に名称を変更した。新型コロナウイルスの影響でキャンパスにほとんど学生の姿はなく、満開の桜が小雨にぬれる中、静かな再出発だった。

 午前8時半すぎ、本部がある東京都八王子市の南大沢キャンパスでは、京王相模原線南大沢駅に近い南門の校名プレートに貼られた「首都大学東京」の覆いを職員がはずし、黒地に銀文字の「東京都立大学」の新しい校名が現れた。出勤してきた職員らが「新しくなったね」などと言いながら通り過ぎた。門には、5月6日まで学生は原則として施設に入れないことや、図書館の休館を知らせる貼り紙があった。

 日野(日野市)、荒川(荒川区)の両キャンパスも、2日にかけて新しい校名板に切り替わる。

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