プロ野球、活動休止は4球団に 4月の開幕見通せず

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 新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、プロ野球を取り巻く状況も厳しさを増してきた。3選手が感染した阪神は活動休止期間を延長、さらにパ・リーグの3球団が感染拡大防止を目的にチームの一時活動休止に踏み切った。貴重な実戦の場だった2軍の練習試合は4月6日までの中止が決まった。4月24日の開幕をめざしているが、ますます見通せなくなってきた。

 予防のため一時活動休止を決めたのは、楽天、ロッテ、ソフトバンクの3球団だ。監督、コーチ、選手、スタッフを対象に不要不急の外出を禁じ、自宅待機にするとした。全体練習はもちろん、球団施設を利用した自主練習もできない。当面の休止期間について、ソフトバンクは4月3日まで、ロッテは同5日まで、楽天は未定とした。

 藤浪晋太郎ら3選手が新型コロナウイルスに感染した阪神の谷本修・球団本部長は30日の報道陣の取材に対し、「チーム全体が濃厚接触者みたいなものと言う保健所の方もいらっしゃる」と明かした。当初は「26日から少なくとも1週間」としていたチームの活動休止期間を「当面の間」に変更。取材によると「2週間程度」と見込まれるという。クラブハウスや球団事務所は閉鎖され、選手は自宅待機中だ。

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 20~22日に阪神と2軍の…

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