新たに利用者20人の感染判明 千葉・東庄の障害者施設

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 新型コロナウイルスの集団感染が発覚した障害者福祉施設「北総育成園」(千葉県東庄町)で29日、新たに利用者20人の感染が確認された。職員を含めた感染者は計78人となった。施設側は集団感染発覚までに、職員計6人が断続的に発熱などの症状を出しており、27日、利用者20人が一斉に発症したと、保健所に説明しているという。県内の無症状を含めた感染者は計163人になった。

 県は29日、症状のない入所の利用者37人を検査し、20人の感染を確認。さらに、ショートステイの利用者1人と前日までに感染が確認された職員の家族計42人を検査。職員の家族8人の感染も確認した。施設関係者を含めると感染者は計86人となる。残る検査対象者は今後、検査する。

 この日は集団感染発覚後、医師が初めて施設に立ち入り、利用者を診察し、4人の入院が必要と診断した。1人が肺炎、2人が脱水の症状で、県内の2医療機関に入院し、残る1人は施設で受け入れ先の医療機関を探しているという。施設の消毒も始め、防護服を着た症状のない職員が感染した利用者の介助をしている状況だ。

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 施設側が県に報告したところ…

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