新型コロナウイルス 感染対策に知恵と工夫 静岡
広瀬萌恵 戸田和敬
新型コロナウイルスの感染拡大により、マスクや消毒液が不足し、多くの施設が閉鎖されている。日常生活でも自粛や我慢をしなければならないことも多い。そうした中で、知恵を絞ったり工夫を凝らしたりして乗り越えようという取り組みも広がっている。
紙せっけん「あら・い~な」
静岡市葵区の会社が作る紙せっけん「あら・い~な」が人気を集めている。除菌製品が不足する中、出先での手洗いへの活用を呼びかけている。
2人の子を育てる母親の石原とも子さん(40)が子どもとの外遊びをする時にもせっけんで手が洗えるようにと2018年、商品化した。ケースから1枚取り出し、手のひらにのせてから水またはぬるま湯を含ませ泡立てて手を洗う。手に残る紙は水に溶けるのでそのまま流せる。
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昨年までは思うように売れず…
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