三重)コロナで舞台中止 着られなかった衣装で記念撮影
黄澈
新型コロナウイルスの感染拡大で、三重県鈴鹿市の県立白子高校普通科「文化教養(吹奏楽)コース」の生徒たちが14日に予定していた創作ミュージカルが、中止になった。部活動が再開し、久しぶりに集まった生徒たちは本番で着られなかった舞台衣装をまとい、思いを語り合った。
上演予定だったミュージカルは「大黒屋光太夫」。1782年、船頭として地元の白子港から船で江戸へ荷を運ぶ途中、暴風雨に遭い、アリューシャン列島に漂着。苦難の末、ロシアの女帝エカテリーナ2世に謁見(えっけん)し、帰国を果たした実在の人物のストーリーだ。
2007年の初演の際、当時の生徒が台本、曲、衣装を作り、毎年少しずつ改良を重ねてきた。
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受け継がれてきた舞台が突然…
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