栃木)塩原温泉郷、新企画次々と コロナに負けず

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若井琢水
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 新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な影響を受ける県内の観光地。那須塩原市の塩原温泉郷はこの逆境に打ち勝とうと、次々に新企画を打ち出している。

 「上会津屋」は美肌効果があるといわれるメタケイ酸が豊富な泉質が売りの老舗旅館だ。例年ならスキー客でにぎわうが、今年は売り上げが約4割減。キャンセルは100人以上、団体客はほぼゼロだ。予約状況は「壊滅的」という。

 客足回復が見込めない状況で、代表の君島正憲さんの肩には従業員の給料や税金が重くのしかかる。返済の見通しが立たないため、県の融資を使う踏ん切りもつかない。「3月は何とかなったが、大型連休まで続くと厳しい」ともらす。

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