日産の国内工場、トヨタ上回る長期間停止 コロナ影響

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久保智 友田雄大
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 日産自動車は27日、新型コロナウイルスの感染拡大で国内外の自動車需要が落ち込んでいることから、4月に国内の3完成車工場で減産すると発表した。主に輸出向けの高級車をつくる栃木工場(栃木県上三川町)は4月6日~22日まで止めるほか、子会社の日産自動車九州(福岡県苅田町)は、ほぼ4月いっぱい昼だけの操業にする。

 トヨタ自動車も4月の国内生産の一時停止を明らかにしているが、日産の操業停止期間はそれを上回る規模。日産は全体の減産台数を明らかにしていない。

 栃木工場は、高級車ブランド「インフィニティ」の生産拠点で、米国を中心に約50カ国・地域に輸出している。4月23日以降は、4月内いっぱいは操業し、5月1日は休止する。

 日産の子会社の日産自動車九州(福岡県苅田町)では、4月2日から30日まで昼だけの操業にする。5月1日は操業を止める。同社は輸出向けのスポーツ用多目的車(SUV)「ローグ」などを生産している。

 小型車をつくる追浜工場(神奈川県横須賀市)は4月3、13、24日、5月1日の操業を止める。

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