佐々木朗希、首脳陣も驚く仕上がり 体の頑丈さに秘密

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室田賢
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 プロ野球ロッテのドラフト1位ルーキー、佐々木朗希投手(岩手・大船渡高)が着々と状態をあげている。自身2回目となった27日のフリー打撃練習では、打撃投手として初めて変化球を解禁した。3日前には最速157キロを計測しており、4月には実戦デビューする可能性もでてきた。首脳陣が想定する以上に仕上がっている要因は何だったのか。

 この日のフリー打撃では直球は立て続けに150キロ台を記録した。打者2人に対し、スライダーとフォークを交ぜた。緩急をつけて計40球。特にスライダーは打者近くで鋭く曲がり、球種を打者に伝えていたが、終盤に空振りを奪う場面も。安打性の当たりは数本だけだった。投げた本人は「しっかり自分の思うように投げられるよう工夫しながら投げた。前より良くなっている部分も多くなっている」と手応えを感じていた。

 井口監督は「全部(の球種が)やっかい。分かっていても、真っすぐが前に飛ばないわけですから」と分析した。「キャンプから、ここまで本当に順調に来ている」。4月3日には、守備を置いて実戦を想定した「シート打撃練習」に登板する予定だ。

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 吉井投手コーチは「順調とい…

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