ギリギリ、いつ事故起きても…保育士ら異例のストライキ

有料記事

河井健
[PR]

 民間企業が運営する東京都三鷹市内の認可保育園で26日、保育環境の改善などを求めて保育士らがストライキを行った。市などによると、同日だけのストで、企業側は臨時のシフトを組んで運営を継続したという。認可園でのストは極めて異例だ。

 この保育園では、保育士ら10人以上が2月以降、保育業界などで働く人の労組「介護・保育ユニオン」に加入。「安心・安全な保育ができる人数がそろっていない」と企業側に人員補充などを求めてきた。ユニオンによると、企業側は今月半ば、団体交渉に応じたが、十分な回答を得られなかったとしている。

 ユニオン幹部は「人手不足で、いつ事故が起きてもおかしくない」と指摘。保育士の一人も「切羽詰まったギリギリの状態で働いていると、体調を崩してしまう。保育士にとっても子どもにとっても良くない」と訴えた。保育士らはこの日、改めて企業側に人員補充などを書面で要求した。

ここから続き

 市は原則2年に1回、市内の…

この記事は有料記事です。残り271文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら