「15の時から女優なの」母の幻、原田美枝子さんが撮る

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編集委員・石飛徳樹
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 俳優の原田美枝子さん(61)が制作・撮影・編集・監督を務め、認知症の進む母親にカメラを向けた24分の映画「女優 原田ヒサ子」を完成させた。5年ほど前にヒサ子さん(90)が口にした「私ね、15の時から女優やってるの」という一言から生まれた作品だ。

 ヒサ子さんは1929年千葉県生まれ。10代で戦争を体験し、20代で結婚。パートで働きながら3人の子を育てた。もちろん、15歳の時から俳優として黒澤明らの作品に出演してきたのは、娘の美枝子さんだ。

 「なぜ突然そんなことを言い…

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