第5回似て非なるアイスダンスとペア 費用や練習、苦労多く

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 フィギュアスケートのアイスダンスは今季、過去になかったほどの注目を集めた。2010年バンクーバー五輪で、男子シングルの銅メダルに輝いた高橋大輔(関大ク)が昨年9月、アイスダンスへの転向を発表したからだ。

 日本男子で史上初めて五輪のメダルを獲得した34歳は、スケート技術やステップ、表現力に優れる。高い芸術性を求められるアイスダンスへの適性を認める声は以前からあった。高橋は転向発表の会見で「アイスダンスは昔から好きで『引退して趣味くらいでちょっとやってみたいな』っていう気持ちを持っていた。(カップルを組む、村元)哉中(かな)ちゃんからオファーがあり、躊躇(ちゅうちょ)したが、『もっとこの世界を知ってみたい』という気持ちが強くなった」と語っていた。22年北京五輪出場をめざす。

 2人1組の種目にもう一つ、ペアがある。アイスダンスとペアの違いは大まかにいえば、アイスダンスは2人が同調してステップや小刻みなターンで楽曲に沿った「踊り」で魅了する。ペアには男子が女子のパートナーを放り投げる「スロージャンプ」といったアクロバティックな技がある。

 衣装の規定も違う。例えば、シングルやペアの女子はパンツスタイルが認められているが、アイスダンスの女子はスカートを着用しなければならない。

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 アイスダンス、ペアともに国…

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