名残惜しい…閉園間近みさき公園 検温徹底で思い出作り

有料記事

川田惇史
[PR]

 3月31日で63年の歴史に幕を閉じる大阪府岬町の「みさき公園」が24日、営業を再開した。新型コロナウイルスの感染拡大で2月末から臨時休園していた。最後の1週間、来園者の検温やアトラクションの消毒などの対策を講じながら来園者を楽しませる。

 この日は午前9時半の開園前から約200人が列を作った。同園職員は、列の間隔を空けて並ぶよう呼びかけ、入り口では頭部にかざす非接触型の体温計を使って来園者一人一人を検温。37・5度以上の熱がある場合は入園を断る対応を取った。

 入園券売り場に一番に並んだ岬町の中学1年、波戸元紗梨さん(13)は友人と午前7時から並んだ。「小学校の遠足など思い出がいっぱいの場所。一番に入りたかった」と笑顔だった。

 開園直後、人気者・キリンの親子の柵の前には人だかりができた。真貝征志郎園長は「メールや電話で『再開してほしい』という声を多くいただいた。再開発表が前日で、お客さんに来てもらえるか心配したが、にぎわって安心した」と喜んだ。

 家族ら7人で訪れた泉佐野市

この記事は有料記事です。残り576文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら