「パンデミック加速している」 WHOトップが危機感

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ジュネーブ=吉武祐
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 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は23日の記者会見で、新型コロナウイルスパンデミック(世界的な大流行)が「加速している」と述べた。世界で確認された感染者が20万人から30万人に増えるのにわずか4日しかかからなかったことに危機感を示した。

 テドロス氏は、感染者は「世界中のほぼすべての国」に広がっていると報告した。そのうえで、WHOに最初の報告があった日から感染者が10万人になるまで67日、それから20万人に増えるのに11日かかり、「次の10万人までは、たったの4日だった」と加速ぶりを振り返った。

 一方、「我々は無力な傍観者ではない」と述べ、各国の連帯による対策強化を訴えた。移動せずに自宅にとどまったり、人と人の距離をとったりするほか、積極的な検査や隔離による封じ込めが大事だと呼びかけた。

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 また、延期が検討されること…

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