長男突き飛ばし2年意識不明、傷害容疑で母親逮捕 埼玉

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 2017年9月に当時4歳の長男に暴行をして頭に重傷を負わせたとして、埼玉県警は22日、母親で無職の高橋冴季容疑者(27)=同県草加市新栄4丁目=を傷害の疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認め、「おねしょをいくら注意しても謝らない態度に怒りを抑えられなかった」と述べているという。長男は6歳になった今も意識がない状態が続いているという。

 草加署によると、逮捕容疑は同年9月20日午後3時ごろ、自宅で長男の背中を両手で突き飛ばし、頭を壁にぶつけるなどして急性硬膜下血腫の重傷を負わせたというもの。同日、高橋容疑者からSNSを通じて「子どもが転倒して頭を打った」との連絡を受けた友人が119番通報。体や顔に複数のあざがあったため虐待を疑った消防が県警に通報した。

 現場は高橋容疑者の実家で、当時は高橋容疑者と実父、夫、長男との4人暮らし。長男は夫の連れ子で、事件当日は実父と夫は留守にしていたという。

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 長男は約4カ月前の同年5月…

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