鳥取)ソリハシセイタカシギが3羽 米子水鳥公園に珍鳥

大谷秀幸
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 鳥取県米子市の米子水鳥公園で、珍しい渡り鳥「ソリハシセイタカシギ」が3羽確認された。バードウォッチャーに人気の鳥だが、国内では年に数例程度しか観察されず、水鳥公園には2014年12月以来の飛来だという。

 水鳥公園によると、20日正午ごろ、米子市の野鳥写真愛好家の野田勝利さん(75)が見つけた。21日も公園内にいて、バードウォッチャーらが訪れた。

 ソリハシセイタカシギは体長約43センチ。全身は白で、頭と肩、翼の一部に黒い模様が入っている。青灰色の長い足と、黒いくちばしが大きく反っているのが特徴という。モンゴル・中国から欧州にかけて繁殖し、中国南部からアフリカで越冬する。

 水鳥公園では、1998年4月に2回、2008年6~7月に1回、それぞれ1羽ずつ確認され、14年は今回と同じ3羽が確認された。複数が飛来するのは珍しいという。(大谷秀幸)

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