韓国、懸命の感染抑え込み PCR検査が急速に普及
ソウル=神谷毅
アジアで新型コロナウイルスの感染者数が中国本土に次ぐ韓国で、感染の有無を調べるPCR検査が急速に普及している。政府は2015年に中東呼吸器症候群(MERS)が流行した際の教訓を生かし、企業に協力を求めたほか、感染者情報の公開にも努めている。4月の総選挙を見据え、感染抑え込みに懸命だ。
ソウル市内の病院の屋外に設けられたテント内に、電話ボックスに似た四つのブースが並んでいた。20日、20代の女性がウイルスを外に出さないよう気圧の下げられた内部に入った。
「せきや発熱などの症状はな…
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