愛媛)大洲・大川地区で詩の朗読会 豪雨被災地を元気に
寺田実穂子
2018年の西日本豪雨で浸水被害を受けた肱川沿いの愛媛県大洲市大川地区で20日、人々の暮らしをつづった詩を味わう「春を分けあう朗読会」が開かれた。地域を元気にしたいと、NPO法人「おおなる工房」が主催した。
法人理事長の宮本幹江さん(57)が知り合いを通して、東京を中心に活動する詩人の大崎清夏さん(37)に詩を依頼。大崎さんは昨年12月から大川地区を訪れて住民らに話を聞き、地域を歩いて、地域に伝わる鹿踊りや昔の暮らしなどを題材に5編の詩をつづった。
この日午前、大川地区の古民家「Chez(シェ) 利太郎(りたろう)」で、大崎さん自ら詩を朗読。市内外から集まった約20人が聴き入った。
この古民家は、カフェや議論…
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