東京五輪の聖火が到着 宮城の空自基地に特別輸送機で

【動画】聖火の到着式会場上空を飛行するブルーインパルス=野津賢治、林敏行撮影
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 東京五輪の聖火が20日、ギリシャから日本に到着した。聖火を運ぶ特別輸送機が午前9時半過ぎ、航空自衛隊松島基地宮城県東松島市)に着陸した。当初は午前11時過ぎの予定だったが、強風のため、前倒して着陸した。

 到着式には、共に五輪金メダリスト野村忠宏さん(柔道)や吉田沙保里さん(レスリング)が参加し、輸送機から聖火のランタンを下ろして聖火皿に火を移した。航空自衛隊のブルーインパルスが5色のスモークで到着を歓迎した。

 聖火は午後には宮城県石巻市に移される。東北3県で巡回展示する「復興の火」のイベントが25日まで行われる。聖火リレーは26日に福島県を出発し、121日間かけた旅が始まる。

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