宮崎)高千穂峡貸しボート、営業継続へ 感染対策を強化

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浜田綾
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 高千穂町観光協会は18日夜、町内での新型コロナウイルス感染者の確認を受けて緊急理事会を開いた。町内で感染が確認された場合、高千穂峡貸しボートの営業を中止する方針だったが、重要な観光資源であるとして、一転して継続することを決めた。

 感染防止のため、運航するボートを20艇から5艇に減らす▽消毒範囲をオールからボートの内側全体に拡大する▽乗船者は受付時に手指のアルコール消毒、問診表の記入、体温測定を行い、マスク着用を義務化する、などを徹底していく。

 今村康薦(やすのぶ)副会長は「町の経済、特に観光産業において既に深刻な影響が出ている」とし、「観光の要である貸しボートの営業を存続させる必要があると判断した」と説明した。非公開で3時間以上続いた会議では「一度方針を発表していた以上、中止すべきだ」との意見も出たが、最終的に全会一致で合意したという。

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 19日には、事前予約した7…

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