バイデン氏、フロリダなどで予備選大勝 指名獲得濃厚に

有料記事トランプ氏と戦う民主候補は

ワシントン=香取啓介
[PR]

 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、トップを走る穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)が17日、フロリダなど3州の予備選で大勝した。革新派のバーニー・サンダース上院議員(78)に対し、獲得代議員数で圧倒的な差をつけており、指名獲得が濃厚となった。

 候補者指名争いは、各州などに割り当てられた計3979人の代議員の獲得数を競う。ニューヨーク・タイムズによると、バイデン氏は17日にフロリダ、イリノイ、アリゾナの3州で勝利したことで、獲得代議員が少なくとも計1147人となり、サンダース氏の861人に300人近い差をつけた。

 民主党の代議員は予備選などの得票率に応じて配分されるため、サンダース氏が今後の予備選を通じてよほどの大差で勝たない限り、逆転することはできない。また、新型コロナウイルスの感染拡大で、選挙運動は実質休止状態にあり、民主党内からはサンダース氏の撤退を求める声も高くなっている。

ここから続き

 バイデン氏は17日、ネット…

この記事は有料記事です。残り500文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

米民主党の候補者選び

米民主党の候補者選び

スーパーチューズデーを終え、民主党の候補者選びはバイデン氏とサンダース氏の一騎打ちに。トランプ氏と戦うのは誰か。更新中。[もっと見る]