京都)「春の女神」羽根広げ 福知山でギフチョウ

横山健彦
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 「春の女神」とも呼ばれるギフチョウの羽化が、京都府福知山市厚中町のアマチュア写真家、大地洋次郎さん(79)方で始まっている。4月上旬まで200匹ほどが羽化するという。

 黒と黄のしま模様に、赤い斑点が美しい羽を広げると6、7センチほどになる日本固有種。府の登録天然記念物で、環境省のレッドリストでは、絶滅の危険が増大している「絶滅危惧Ⅱ類」に分類されている。

 大地さんは「暗いニュースが多いが、生命の誕生という明るさと春の訪れを感じてもらえれば」と話す。 見学の問い合わせは大地さん(0773・22・9002)。(横山健彦)

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