音楽・演劇公演、損害450億円 国会議員に「対策を」

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坂本真子
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 音楽や演劇の制作者らでつくるコンサートプロモーターズ協会など計4団体が17日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった公演再開への協力や経済的支援などを求める要望書を国会議員宛てに提出した。同協会は中止・延期した公演数を1550、損害額を約450億円と推計。要望を受けた石破茂衆院議員は記者会見で「きちんとした対策を打たないと取り返しがつかないことになりかねない」と、3月中に具体策をまとめる意向を示した。

 同時に開かれた衆院議員会館での「新型コロナウイルスからライブ・エンタテインメントを守る超党派議員の会」には石破議員をはじめ、古川元久議員ら国会議員約80人が出席。制作者側からは20団体が参加し、現場の状況を報告した。

 コンサートプロモーターズ協会の中西健夫会長は「いつ再開していいかわからないという状況では我々の業界は持ちません。今は売り上げがゼロになって経費がマイナス。延期するにも、会場は3年先まで埋まっている。日本が再開のモデルになる国になればいい」などと話した。

 主にマネジメントを手がける…

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