茨城)新型コロナ 広がる子ども食堂への影響
小島弘之 佐藤清孝 益田暢子
新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、「子ども食堂」にも広がっている。使っている施設自体が閉鎖されるなどして、休止を余儀なくされるところも多いが、子どもたちに食事を届けようと、普段より回数を増やしたり、弁当の配達や持ち帰りなどの工夫をこらしたりする食堂もある。
16日正午ごろ、大洗町磯浜町の子ども食堂「寺子屋食堂」は約15人の小中学生でにぎわっていた。この日のお昼のメニューは、ナポリタンスパゲティとイチゴ入りヨーグルト。イチゴは近くの農園から提供されたものだ。
ほぼ毎日利用しているという小学5年の男児(11)は両親が共働きで、お小遣いで買ったカップラーメンで食事を済ませる日もあるという。「コンビニの食事と比べて、ごはんが温かくておいしい。家にいても暇だけど、ここにくれば友達もいて楽しい」と笑顔を見せた。食事の後は友達と話したり、ゲームをしたりして遊んだ。
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同食堂では、普段は土曜の夜…
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