児童ら「休み長かった」 2週間ぶりに学校再開の自治体

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武田遼 堀之内健史
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 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として全国の大半の学校で休校が続く中、兵庫県明石市は16日、小中学校などを再開した。市立大観小学校でも同日朝、「おはようございます」と元気な声が響き、児童らが2週間ぶりに友だちと登校した。

 兵庫県内の多くの自治体は当初15日までとしていた休校期間を春休みまで延長したが、明石市など5市町は16日からの再開を決定。同市の清重隆信教育長は「感染率をゼロまで下げることも重要だが、保護者の負担や子どものストレスなど休校のデメリットも考慮した」と説明する。ただ、感染への不安などから学校を休んだとしても、欠席扱いにはしない方針だ。

 この日、6年1組の「朝の会」では、担任の広岡純子教諭(56)が「せきはありますか」「検温はしましたか」などと児童に確認。「日本中の6年生が過ごしたいと思っている(卒業までの)4日間です」と、語りかけた。

 6年生の戎谷(えびすたに)瀬名さんは休校の間、クラス全員と先生のために作った本のしおりを持ってきた。「休みは長かった。みんなに会えることがすごくうれしい」と話していた。(武田遼)

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■登校した児童「爽快。元気な…

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