風船バレー・いすスクワット 自宅でできる運動あれこれ
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためとして、政府の専門家会議は、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。学校が休校になっている子どもたち、感染すれば重症化が指摘される高齢者は、特に自宅で過ごす時間が長くなりがちですが、体力・筋力の低下が心配です。自宅でできる体力作りの方法を聞きました。
子育て支援事業を手がけるNPO法人「フローレンス」(東京)が、全国の未就学児から高校生までの保護者に尋ねたアンケート(有効回答8339件、3月6日~9日にインターネットで実施)では、休校・休園による心配事で最も多かったのが「子どもの運動不足」で約70%。「家にいると運動量が減り、睡眠に影響が出てきた」「運動不足のストレスからか情緒不安定」などの答えもあったという。
新潟県立大の伊藤巨志教授(身体発育発達学)によると、徒歩での登下校や体育の授業、教室内での移動や休み時間の遊びなどで、「通常の学校生活は、実は相当の運動量を確保している」。家で体を動かさなくなる状態が続くと、脚力が弱まったり肥満になったりする恐れがあると指摘する。
運動不足を解消する方法として薦めるのが、テレビの親子体操やラジオ体操。縄跳びは玄関先で1人ででき、「技や回数など目標を立ててチャレンジしてみるといい」。また、「家族で一緒に外で遊べるときは、そうしてほしい。ちょっとした散歩や買い物に一緒に行くだけでも違ってくる」と話す。
記事の後半では高齢者が筋力を維持するための簡単な運動を紹介します。
体を使う室内遊び動画続々
子どもたちが室内で体を使う遊びを動画で提案する動きも出ている。
幼児や小学生を対象に約27…
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