山形)公立高で一般入試 新型コロナ対策に消毒液、換気

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青山絵美
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 山形県内の公立高校で10日、一般選抜の入学試験があった。全日制は定員6143人に対して5710人が出願し、志願倍率は0・93倍。一部の高校では11日に適性検査がある。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、17日の合格発表は、受験者らが密集するのを避けるために掲示板での発表を中止。各校敷地内の数カ所で合格者の受験番号の一覧を配布するという。

 例年は全校で実施している面接試験も中止。試験会場となった各校は感染防止対策に追われた。山形東高校(山形市)では、玄関や廊下にアルコール消毒液を設置したほか、試験開始前に試験官が「熱のある受験生はいますか」と確認。1科目終わるごとに、室内を換気した。

 県教委は、感染の疑いがある受験者がいた場合、調査書での選抜を行うとしていたが、対象者の報告はないという。

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 実施された試験は、国語、数…

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