「子宮とるのに未練ない」 月経と不正出血が1年の半分

有料記事患者を生きる

水戸部六美
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患者を生きる・職場で「子宮内膜症」(3)

 子宮内膜症で繰り返し手術を受けてきた関東地方の女性(43)は、38歳のとき仕事をやめた。その後も子宮内膜症の組織が肺にでき、月経の度に気胸になる「月経随伴性気胸」などで2年間に2回手術を受けた。

 入退院を繰り返す日々。それでも再就職を目指し、専門の学校に通い、医療事務の資格をとった。派遣会社に登録し、気胸の手術が終わった2017年から、医療事務として働き始めた。

 しかし、そのころから月経時以外の不正出血がひどくなった。カレンダーに記録をつけていくと、17年の月経期間は計80日、それ以外の不正出血は計103日。1年の半分は出血していた。

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 貧血でめまいもひどかった…

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