千葉県で新たに4人感染 20代保育士は発症後も勤務

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 千葉県は7日、新たに4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。松戸市内の20代の女性保育士は、発症後も都内の保育園で勤務していた。ほかの3人は市川市内の家族で、80代の女性が職員から感染者が出た市内のデイサービス施設に通っていた。県は職員から家族へ感染が広がったと見ている。

 県疾病対策課によると、松戸市内の女性保育士は2月27日に発熱。翌日、勤務先の東京都内の保育園に電車で通勤し、県外の医療機関を受診した。一時的に症状が軽くなり、3月3~5日も出勤した。3、4日は松戸市内の飲食店でアルバイトもしていた。6日、県内の医療機関を受診し、検査の結果、感染が確認されたという。

 女性は2月24日、複数の感染者が出た大阪市北区のライブハウス「Soap opera classics Umeda」のイベントに参加していた。大阪市は19、23日の参加者を濃厚接触者の可能性があるとして健康観察をしているが、女性は対象ではなかったという。

 県内の感染者は無症状を含め24人になり、うち10人が市川市在住。県は市川市とともに福祉施設や医療機関の職員に、外出の自粛を要請するなどの対応を取る方針だ。

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