ガガやブラピも認めた宮崎牛 輸出ゼロからの復活

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松本真弥
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 宮崎牛が海外で存在感を示している。和牛の海外での知名度は圧倒的に「神戸牛」だが、宮崎牛も輸出を伸ばしており、米アカデミー賞後のパーティーでも振る舞われた。官民挙げての宮崎牛の海外戦略とは。

 宮崎牛を世界に送り出す最前線の拠点が、宮崎県中部の都農町にある。

 食肉加工・販売会社ミヤチク(同県都城市)の新工場には丸々とした黒毛和牛が並ぶ。昨年3月に完成したばかりで、部分肉を除く1日の処理能力は60頭だ。

 欧州連合(EU)の基準を満たせるように、欧州で広がる「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の考え方を採用した。給餌(きゅうじ)や給水の環境を整備し、牛のストレスを軽減している。

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 昨年8月、サーロインなど約…

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