遠のいた女性大統領誕生 撤退表明、でも「闘いは続く」
ワシントン=土佐茂生 ワシントン=香取啓介
米大統領選に向けた民主党の候補者選びで5日、革新派のエリザベス・ウォーレン上院議員(70)が撤退を表明した。昨秋には世論調査の支持率でトップに並んだが、予備選が始まってからは低迷。穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)と革新派のバーニー・サンダース上院議員(78)の一騎打ちとなるなか、再浮上の道が見えなくなっていた。ウォーレン氏の撤退で、主要女性候補はいなくなった。
「革新派はサンダース氏、穏健派はバイデン氏がすでにおり、入り込む隙間は無いと言われた。そんなことはないと思ったが、結局、私が間違っていた」
ウォーレン氏は5日、マサチューセッツ州の自宅前で報道陣に対し、撤退した理由をこう説明した。
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